社内イベントは人間関係を円滑にする?!

   

社内イベントは人間関係を円滑にする
歓送迎会に社内旅行に忘年会。会社には、「なぜこんなにあるの?」と思うくらい、本来の仕事以外の付き合いや行事、独自の風習が存在します。ここでは「社内イベントは人間関係を円滑にするのか?」と言う疑問を検証します。

新入社員歓迎会ですべきこと

多くの会社では4月~6月に新入社員歓迎会を開催します。友達同士の気さくな飲み会とは異なり、ほぼ全員が年齢も立場も上と言う環境で酒を飲むことになります。歓迎会ではこれからお世話になる先輩や上司に、自分を知ってもらうことが大切。

一人一人に挨拶して回り、自分の人となりを伝えましょう。

新入社員歓迎会で自分をアピールする

話の内容は、仕事の意気込みばかりだと話が続きませんし、聞いていても話していてもつまらないので、徐々に学生時代のエピソードや、趣味、特技などの話にシフトします。

なぜなら「君も釣りが好きなのか」など、共通の話題があると年齢や立場が違っても盛り上がりますし、親近感がわくからです。目をかけてもらえるようになれば、そのあとの仕事もやりやすくなります。

新入社員歓迎会を断ってもよいか

「コミュニケーションが苦手なので、歓迎会には参加したくない」「お酒が飲めないので断りたい」と言う人もいるでしょう。

気持ちはわかります。もしかしたら、新入社員歓迎会に参加している先輩の中にも、「本当は参加したくない」と思っている人がいるかもしれませんし、幹事自身も「めんどくさい」と思っているかも知れません。その中で主役である新入社員がボイコットするのは失礼ではありませんか?

そもそも自分が主役の社内の飲み会など、歓迎会と送別会くらいなもの。今後の関係を考えると、お酒が苦手なら挨拶だけでもいいので、参加すべきです。

<アドバイスポイント>
・新入社員歓迎会は、自分をアピールするだけでなく、自分と合いそうな先輩を見つけるチャンス。頼れる上司や先輩がいれば、仕事のやりやすさが格段に違います。
・コミュニケーションが苦手なら、「人見知りする性格」「話下手」など、最初にそれを切り出してしまう方が精神的に楽になります。お酒も「飲めません」と断り、無理に飲む必要はありません。

忘年会・社内旅行・花見・スポーツ大会などの社内イベントは必要か

アンケートの結果、8割が希望しているが…

福利厚生の一環として社内イベントを実施している企業は多いと思います。筆者が勤めていた職場でも、「面倒くさい」「不必要」などの意見もチラホラと聞こえてきたため、「そんなに不必要なら廃止してしまおう」と実施についてアンケートを取ったところ、8割が廃止反対。思わぬ結果となりました。

それなら喜んで参加するだろうと実施しましたが、「行き先が気に入らない」「料理が口に合わない」など、なにかと不満が尽きませんでした。

社内イベントは強制参加?

社員研修を兼ねた旅行など、業務内に行われているものであれば、参加義務が生じますが、時間外や休日の参加は、法的強制力はありません。しかし、筆者の勤務していた会社は、会社が親睦を強制しているため、上司に圧力をかけており、不参加の理由を上司に報告し、許可を得なくてはならなりませんでした。

「強制的な親睦」で楽しめと言われても難しいですね。

社内イベントは仕事と割り切る

このような考えの職場ではイベント不参加は致命傷を負います。法律云々関係なく、そのような企業体質なので仕方がありません。子供のころ普段一緒に遊んでいない子に親近感が沸かないように、大人になっても同じ状況はおきます。

仲間外れになりたくなかったら参加、仲間外れでも構わなければ不参加。結局は子供の世界と変わらないのです。ちなみに筆者はイベントに参加するより、参加費を払うのが厳しかったため、イベントは厳選して出席していました。

<アドバイスポイント>
一般的には、「社内イベントを断る」→「自己主張が強い」→「協調性がない」→「信頼できない」→「部下を持たせられない」と言うイメージを持つようです。多くの人は、社内イベントは仕事の一環」と考え、作り笑顔で参加しています。それを踏まえて、出席か欠席か決めてください。

送別会でホンネが出る

春は別れと出会いの季節です。一緒に働いた仲間との別れを惜しむためにも送別会は必要。一般にはそう思われているかも知れませんが、総合人材紹介会社が2012年に20~40代の男女800人にアンケートを取った結果、下記のとおりとなりました。

無題
http://career.oricon.co.jp/rank_shoukai/news/2022623/

6割以上が嫌々出席していました。その理由は「面倒くさい」「静かに去りたい」と言う意見が大半を占めています。転勤や部署移動、定年退職ならともかく、転職の場合は、多少なりとも会社に不満があるわけですので、最後くらいは我慢して付き合いたくないと言うところのようです。

<アドバイスポイント>
「最後くらい嫌な人たちに会いたくない」と思う気持ちはわかりますが、思わぬところで人との繋がりがあるもの。「最後だから会っておくか」と気持ちを切り替えて、気持ちよくお別れしましょう。

筆者は、酔った上司に絡まれることが多かったので、酒が出るイベントは恐怖でした。忘年会など最悪で、「なぜ年末に嫌なことを蒸し返されなければならないのか」と、憂鬱な気分にさせられました。

立場が上になれば絡まれることもなく、自由奔放に酔えるようで、社内イベントは楽しいようです。力関係が支配する以上、仕事の一環と割り切って振る舞うしかないですね。

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