やたらハンパないぞ!フリーランスという生き方

   

やたらハンパないぞフリーランスという生き方
「職場の人間関係がツライ」「バカな上司と付き合っていられない」などなど、会社に勤めていればストレスがたまるもの。「いっそ起業して一国一城の主になるか!」と考えたことのある人は、少なくないでしょう。ここでは、雇用されない“フリーランス”としての生き方について考えてみましょう。

フリーランスとは

その名のとおり、どこにも所属していない状態のことを言います。個人事業主または、個人事業法人として、自分の才能一本で仕事を請け負います。人に「フリーになった」と言うと、「失業した」「現実逃避」「暇人」と思われるようですが、雇用されていないだけで、働いていないわけではありません。ニートと一緒にしないでください!

こんな仕事があります

技術を売ることができれば何でもOKです。おもな仕事をカテゴライズしてみました。

IT系

WEBデザイナー、WEB編集者、プログラマー、グラフィックデザイナーなど、おもにパソコンを使った仕事です。初期投資が少ない、一人でできる、オンラインでのやり取りが可能など、在宅ワークとして人気があります。

メディア系

カメラマン、アナウンサー、レポーター、映像編集、ライター、イラストレーター、翻訳・通訳などが該当します。カメラマンやライターは、これまでは雑誌などの紙媒体が活躍の場でしたが、出版不況の影響からWEBの仕事が多くなっています。

講師系

企業や学校などに従属せずに、塾や学校、セミナーなどの講師を生業としています。自宅でピアノや着付け、料理などを教えるのもこのカテゴリーに入ります。

プロダクツ系

陶芸家、書道家、画家、人形作家など、物を作ることを行うのも該当します。養鶏や畜産、農業などもプロダクツ系と呼んでいいかもしれません。

士業系

弁護士、税理士、会計士など「士」の付く資格を有して独立開業する人たちです。収入もステータスもフリーランス界ではトップレベルと言えるでしょう。

その他

飲食店経営、マッサージ師、占い師、パフォーマーなども会社に所属していなければフリーランスと言えます。

<アドバイスポイント>
フリーランスになるには敷居が高いと思われがちですが、結構身近にいるものです。「わりとみんなやっていること」と考えると、敷居が下がると思います。

フリーランスになる理由

「フリーランスは実力主義。その道を選ぶには確固たる決心があったに違いない」そう思うかも知れませんが、実際のところはどうでしょう。女性フリーランスのコミニュティサイト「Rhythmoon」のアンケート結果では、下記のように報告されています。

もともと「フリーランスになりたい!」と思っていましたか?

aruaru_vol21_1

出典:http://www.rhythmoon.com/contents/aruaru/column_737.html

綺麗に3頭分されていますね。
ちなみに筆者の理由は、「フリーランス以外選択肢がなかった」ですね。

筆者がフリーランスを選んだ理由

サラリーマンを「安定した職業」と呼ぶ人がいますが、ブラック企業の横行やパワハラの蔓延によるストレスで、会社によって神経が不安定になる人が続出していてもなお、会社勤めを「安定」と呼べるのでしょうか。筆者は雇用されることで発生する数々のストレスに耐えきれなくなりました。

結局、「人に使われない方法は何か」と考えると、フリーランスしか選択肢がありませんでした。いずれ定年になれば再就職探しに苦労することも見据えて、今から定年のない仕事を始めようと思ったのがきっかけです。

<アドバイスポイント>
すでにネームバリューがあるか、士業などで成功の確率が高い場合でない限り、周りからフリーランスが評価されることはありません。それでも始める場合は、「勝てば官軍」と言う言葉を胸に刻み、一つずつ成功を目指しましょう。

フリーランスの一日は忙しい

ライターとしての筆者の一日を紹介します。

時間を厳しく管理する

フリーなので、始業時間も休憩時間も就業時間もありませんが、一般世間とズレるのが嫌なので、会社に勤めていた時と同じ7時に起床します。メリハリをつけたいので、きちんと着替えて、朝食後はすぐに仕事に取り掛かります。

取材などで外出する時もありますが、平均14時間くらいはパソコンに向かっています。自分に課したノルマは絶対にこなす。サラリーマンの時よりは、長時間仕事をしていますよ。

こんな仕事をしています

ビジネス系、介護・福祉系、趣味のバイクが3本柱です。最近は、連載など継続して仕事がもらえるようになって助かります。専門分野を持っていると単価の高い仕事が依頼されるので、今までやってきたことが無駄ではないと実感します。

ビジネス系を書き終えたら、バイクの記事を書くなど、自分が飽きない工夫もしていています。また、引き受ける際は、例えば介護・福祉の話なら、経営的なコンテンツと、Q&A的なコンテンツと言うように、別のクライアントとバッティングしないよう区別しています。

<アドバイスポイント>
フリーランスになるには、以下の3つが必要です。
1.得意分野・専門分野に卓越していること
2.自己管理が完璧にできること
3.サラリーマンには絶対に戻りたくないと思うこと

フリーランスのメリット・デメリット

いいところもあれば、悪いところもあります。フリーランスに興味がある人は、参考にしてください。

メリット

人間関係によるストレスがない

嫌な上司も気の合わない同僚も、サービス残業もありませんので、精神的に楽です。サラリーマン時代に毎晩(しかも7本立てのときもある)仕事の夢でうなされることもなくなりました。

働く時間を自分で決められる

労働時間は長いですが、人に強いられているわけではないので納得できます。「定休日」も存在しないので好きな日に休めます。毎週月曜日はイオンシネマで映画が1000円で見られるので、映画好きには嬉しいですね。

おしゃれができる

サラリーマン時代は、嫌でもスーツにネクタイでしたがフリーランスなら、好きな格好ができるのです。お気に入りの服を着ると、気分がウキウキしますね。まぁ、仕事上ほとんど外に出ることはないですがね。

金銭感覚が身につく

会社のように経理係はいませんので、あらゆる金銭関係を自分でやらなくてはなりません。しかも「月給」ではなく、「1本いくら」の契約になりますので、「これを買ったら、あの原稿1本分」など金銭感覚がシビアになり、無駄遣いがなくなりました

不必要な出費をしなくて済む

スーツも革靴もビジネスに必要なものは最低限で十分。毎日Yシャツをクリーニングに出すこともありません。ほとんどの会社は文房具も自腹でしたので、サラリーマンは、欲しくもない物にかなり自腹を切らされていることが分かりました。

デメリット

収入が不安定

これが一番のネックですが、人員削減やリストラ、不当解雇など、労働者の生活が脅かされやすい昨今、いつ不安定な生活に陥るかわかりません。それなら「自分から不安定な道に入って、安定を築く」くらいの気持ちがないと、フリーランスは勤まりません。

一緒に働く仲間がいない

「全員が敵」と言うわけではなかったので、親しい仲間と仕事ができないのは寂しいですね。喜びも辛さも共有できる仲間は必要だと思います。

太る

運動量が少ないので、モリモリ太ります。仕事をしながらの飲食もOK! 対策を取らないと、デブまっしぐらです。そう思ってアウトドア系の取材を受けてみたら、今度は疲れて記事が書けない! バランスが難しいですね。

フリーランスで生活できるのか

親友からのメールが来ました。内容はフリーランスの筆者に、「守るべきものがあるのだから、そんなことをしていないで仕事を探すべきじゃないか」と言うものでした。

筆者にとってサラリーマン生活は苦痛でしたが、ライターは楽しいです。徐々にですが、文章や写真が評価され、絶え間なく仕事をいただけるようになりました。とても有り難いことです。これまでなんとなく貰っていた仕事やお金は、ハントする(掴み取る)ものだと実感しました。

結論から言うと、フリーランス一本で家族を養うのは厳しいですが、収入は毎月後退していません。たくさん文章を書くのはキツイこともありますが、楽しいのです。楽しんでMake Money。そうなれば最高ですね。

<アドバイスポイント>
「ラクをする」と「楽しむ」は違います。それに気づいていない人が多いですね。「楽しむために苦労する」と言うスタンスがあれば、結果が付いてくると信じて頑張りましょう。

フリーランスだからと言って、一人で仕事をしているわけではありません。仕事をくれるクライエントがいて、初めて成り立ちます。サラリーマンでは気づかなかったことが、一人になって理解できたことが沢山あります。それをわかっただけでもフリーランスになった意味があります。

不安定ながら、大きな夢も持てる。それがフリーランスです。

 - 転職・就職, 適職を見つける