移住者必見!田舎での働き方・過ごし方

   

移住者必見田舎での働き方過ごし方
息の詰まる都会暮らしを捨てて、田舎でのんびりと働きたい。そんなことを考えたことはありませんか。水も空気もきれいで、自然も豊か。ここでは田舎での仕事と生活についてお話します。

田舎の定義

人によって定義が異なるので、「田舎とは何か」と言う共通認識から始めましょう。広辞苑によれば、次のように書かれています(一部抜粋)

①都会から離れた土地。在郷(ざいごう)。

都会からずっと離れた農村、漁村、離島などで、過疎化が慢性化し、交通も不便。そんな土地を想定してみてください。これからそんな土地で暮らしていく前提で、話を進めていきます。

「田舎に仕事がない」は間違い!

田舎に仕事がないわけではありません。@nifty なんでも調査団のサイトに、「故郷を離れた理由ランキング」が掲載されていました。ダントツ1位は、「今も住んでいる」と言う回答でした。「テレビ局に勤めたい」とか、「省庁の役人になりたい」など、その土地では叶わない仕事を求めない限り、何かの仕事はあるようです。

故郷を離れた理由ランキング

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出典:http://chosa.nifty.com/life/chosa_report_A20150522/4/

<アドバイスポイント>
仕事がないわけでなく、都会に憧れて故郷を離れる人が多いため、「後継者不足」「人手不足」に陥っているようです。逆にPRが成功して移住者が増加している自治体もあります。

意外と多い!田舎の仕事

田舎での仕事は、「雇用系」「起業系」の2つに分類できます。

雇用系

・町村役場の職員に採用される
・農協、漁協などに就職する
・日本郵便、警察官、教員などに就職し、田舎への配属を希望する
・自治体が誘致した工場などに就職する
・観光業に就職する
・保育士、看護師、薬剤師など資格を生かして関係機関に就職する
・農業や漁業などの第一次産業の担い手になる
・地域おこし協力隊に入る

起業系

・居住地に影響されないIT関連などの在宅ワークを起業する
・飲食店や宿泊業を開業する
・山岳ガイド、ネイチャーガイドなど、地域性を生かしたビジネスを起業する
・農業、酪農、農園などを始める
・木工、陶芸など、趣味を仕事として起業する

<アドバイスポイント>
リクナビNEXT、リクルートエージェント、DODA、BIZREACHなどの求人サイトにも田舎での仕事は登録されていますし、自治体が窓口になって紹介してくれるところもあります。気になった自治体のホームページをチェックしてください。

ここが人気の移住スポット

田舎に移住と言っても、どこに行ってよいものやらと迷うもの。NPO「ふるさと回帰支援センター」が、毎年田舎暮らし希望地域ランキングを発表しています。

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出典:https://gunosy.com/articles/RWMdq

首都圏に近い信州が毎年トップに入っています。2015年度は、自治体が積極的な誘致活動を展開した島根県が3位に食い込むなど、大きな変化を見せています。

<アドバイスポイント>
都会なら10万円近くするであろう物件の家賃が半額程度。しかも駐車場も無料。自治体によっては公営住宅を無料や、タダ同然で貸してくれるところもありますし、新築に補助が出るところもあります。また、出産、就学祝い金などが支給されるところも!移住者が住みやすい環境作りをしている自治体を見つけてください。

田舎の生活は快適?

筆者は、福祉施設の生活相談員として、北海道羊蹄山麓にある村と、北の果ての離島に、各4年ほど住んだことがあります。移住を考えての決断でしたが、良い面がある反面、「よそ者」が暮らすには難しいことが沢山ありました。

田舎暮らしのここが◎

通勤時間が短い

田舎暮らしと言ってもサラリーマンなので就業時間はあります。ただし通勤時間がかからないので、あっという間に家に帰れます。昼休みは家で食事をしていましたし、いつも18時30分くらいにはお風呂に入っていましたね。

大自然が遊び場

スノーボードやダイビング、カヌーや登山など、アウトドア三昧できるのは田舎暮らしならでは。場所によっては、毎日かけ流しの温泉に浸かることもできます。

景色がいい

窓を開けると、大自然が一望できます。澄んだ空気を吸い、海や山を見ながら生活することができますよ。

住民の方々が気さく

その土地で採れた魚や農作物をいただくことがありました。

田舎暮らしのここが×

物価が高い

特に離島はなんでも高く、一時はレギュラーガソリンが200円に届きそうな勢いでした。スーパーやホームセンターが少なく、遠くまで買いに行くための時間や出費もバカになりません。

知っている人にしか会わない

住民の方は、そこが安心すると言いますが、ヨソから来た身としては、いつも見られているようで落ち着かないものです。ウワサ好きなところも気になりますね。

独自の文化がある

「葬式では親族は何もせず、仕事を休んで近所の者が一切を仕切る」とか、「約10トンもある飾り神輿を担いで町を練り歩く」など、驚くようなローカルルールが存在します。それに違和感なく参加できなければ、田舎には馴染めません。

他にもこんなことがあります

・長期間フェリーが欠航すると、店から物資が消えてしまう
・数日後にフェリーが運航再開すると、その期間の新聞(すでに古新聞)がどっと届く
・商品は、数ヶ月くらいの賞味期限切れは許容範囲
・病院が遠いので、おちおちケガもできない

<アドバイスポイント>
田舎暮らしは、厳しい環境と、ドラマ「北の国から」のような固定されたコミュニティに飛び込むことになります。移住の前に数日間滞在するなどして、最低限生活に必要な設備があるか、その土地に馴染めるかどうか確かめた方がいいでしょう。

島では、保育園で子供たちのお遊戯を見た後に、保育士さんたちと一緒に、昼間から乾杯(すでに仕事は終わっています)するなど、他ではできないことも経験できました。様々な制約がありますが、「何も求めない、あるがままに受け入れる」と言う人は、ゆったりとした時間を過ごせるので、働く場所として考えてもよいのではないでしょうか。

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