就職サイトやハローワークは、こう活用する!

      2016/06/13

人気の就職サイトや定番のハローワークの活用方法について紹介
仕事探しが新聞の求人広告や、折り込み広告が頼りだったのは、もう過去の話。いまや数々の媒体が仕事探しのツールになっています。ここでは、人気の就職サイトや定番のハローワークの活用方法について紹介します。

ダントツの人気「就職サイト」

ここ数年、爆発的に普及しているのが就職サイトです。いまや大学生のほとんどが利用していると言われ、大学などの就職課でも就職サイトへの登録を推奨しています。

人気の秘密は利便性。いつでもどこでも求人情報が閲覧できるだけでなく、あらかじめ登録した内容によって、自分にマッチした会社や職種を紹介してくれます。現在はコンテンツが充実し、就活ツールだけにとどまらず、コミュニケーション手段として、就職・転職のマストアイテムになっています。

拡大し続ける就職サイト

リクナビNEXT、リクルートエージェント、DODA、BIZREACHなどの代表的な就職サイトのみならず、業種に特化したサイトも合わせると、日本に就職サイトがどれくらいあるのか想像もつきません。

毎日新聞(2016年4月12日付)によると、リクナビ、マイナビ、キャリタス就活の大手3サイトに掲載された企業数は、2016年3月1日現在で、延べ約5万2910社と前年から4割も伸びているそうです。その他のサイトも合わせると、いったいどれくらいの会社が登録しているのでしょう?

情報の多さは宝の山?

この登録社数は一見「宝の山」のように感じますが、実際に就職できる会社は1つしかありません。「どうしてもトヨタ自動車に入りたい」など、強い希望がある場合は別ですが、的を絞り切れていない場合、砂漠に落としたコンタクトレンズを探すように、膨大な情報の中から、自分にマッチした会社を選ばなくてはなりません。

確かにサイトはマッチングした求人を紹介してくれるでしょうが、それは「合いそうですよ」と言うだけで、完全なものではありません。

出会いの場のはずが出会えない

困ったことに、少数のサイトにしか登録していない企業が存在します。あなたがマイナビだけに登録していたとしたら、リクナビにしか登録していない企業の求人を知ることはできません。大手企業以外にも多数の優良企業が存在するにも関わらず、そのサイトに登録していないために、出会えないかも知れないのです。

思い切ってサイトを絞る

下記の表は、ダイヤモンド社のWEBサイト「ダイヤモンド オンライン」が調査した、就活学生の、会員登録した就職サイト数です。徐々に登録数が減っていることが分かります。

登録サイトが減少した結果について、ダイヤモンド オンラインでは、「2014年度は売り手市場だったため、就職への意識が薄らいだからではないか」と分析していますが、情報源を整理し、あえて登録を少なくしたとも考えられます。

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出典:http://diamond.jp/articles/-/44413

<アドバイスポイント>
世の中のすべての情報を把握するのは不可能です。オールマイティに求人をカバーするサイトを数社、専門的なサイトを数社など、サイトの特徴を吟味して登録してはいかがでしょうか。

ハローワークを活用する

就職サイトは、企業からお金を取って掲載していますが、ハローワークへの職業斡旋は無料。企業にとっては、気軽に求人を出すことができます。

進化するハローワーク

ハローワークと言えば、失業した中高年が、ため息交じりに求人票を見つめる姿を想像しますが、現在は若年者の就労支援をする「ヤングハローワーク」にも力を入れていますし、求人をスマホやパソコンで見ることができます。

公的職業安定所の強み

就職サイトは、企業のポータルサイト的な役割を担っています。メインは就職の紹介ですので、企業と応募者を結び付ければ、採用については企業にお任せです。一人一人の不合格の理由までは把握する必要がありません。

ハローワークは職業斡旋をする機関です。紹介することだけでなく、「就労させること」がメインとなります。国の機関ですので、トライアル雇用奨励金や、訓練給付金など、公金を投じて支援してくれるのです。

不採用理由を聞ける

ハローワークを通して職業斡旋を行った場合、企業は不採用の理由を明らかにしなければなりません。ハローワークでは自分が不採用になった理由を聞くことができます。

通常、企業や就職サイトに不採用理由を聞くことは難しいので凄いことです。たいていは当たり障りのない理由ですが、少しでも不採用理由がわかれば軌道修正がしやすいですよね。ましてや納得できる理由なら、諦めが付くと言うものです。

必ず不採用の通知が来る

ハローワークを通した場合、不採用でも通知が来ます。「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、企業によっては不採用通知が来ない「サイレントお祈り」で済ます企業も少なくありません。「後日、合格者のみに通知します」と言われ、心配で何度も電話や郵便受けを確かめた経験の人はいませんか。

筆者にも経験があります。25年間待ち続けていますが、いまだに通知が来ません。やはり不採用だったのでしょうか? 不採用にするにしても、受験者に敬意を持ってほしいものです。

<アドバイスポイント>
ハローワークは「職業安定所」の名の通り、面接や悩み相談など、あらゆる就労支援を無料で行ってくれる公的機関です。相談のポイントは「自分が何を困っているか」「どうしたいのか」をきちんと伝えること。転職だけでなく就活の学生にも丁寧に対応してくれます。

募集がないからと言って諦めてはダメ。募集していなければ、やりたい業種に片っ端から電話をして聞くとか、「今は募集していない」と言われても、「いつかでよいので声をかけてください」と、書類を送り付けるくらいの行動が必要です。

諦めてしまってはダメなまま、諦めなければ、次に繋がるかも知れません。ツールなども有効活用して、アグレッシブに攻めていきましょう。

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