30歳以上でも間に合う!資格取得のための勉強方法

      2016/06/14

30歳以上でも間に合う資格取得のための勉強方法
ある専門学校のCMに、「資格なければただの人、資格あったら偉い人」と言うコピーがありました。偉いかどうかはともかく、転職に有利だったり、手当が付くことがあるので、資格は取得しておいて損はなし。ここでは資格取得のための勉強方法を伝授します。

今後取得したい資格ランキング

まず、どんな資格が人気なのかを調べてみました。日経Bizアカデミーが2014年に調査した「今後取得したい資格ランキング」の結果によると、上位3位までTOEIC®テストが占めています。

筆者は何度かTOEIC®の試験監督を行いましたが、会場は戦場のようにピリピリしていました。以下は、お馴染みの資格が並んでいます。

順位 資格名 パーセント
1位

2位

3位

4位

5位

6位

7位

8位

9位

10位

TOEIC®テスト(Aレベル、860点以上)

TOEIC®テスト(Bレベル、730~860点未満)

TOEIC®テスト(Cレベル、470~730点未満)

宅地建物取引主任者

日商簿記検定2級

中小企業診断士

社会保険労務士

ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定3級

日商簿記検定3級

行政書士

19.3%

18.3%

17.8%

13.4%

12.7%

12.0%

9.4%

9.3%

8.7%

7.9%

出典:日経Bizアカデミー

http://bizacademy.nikkei.co.jp/feature/article.aspx?id=MMACz2000014012015&page=3

資格の種類

つぎに、どの資格を取得するかを決めます。日本で「資格」と名の付くものは、星の数ほどありますので、おおまかに整理してみました。

民間資格

民間団体や企業が、独自の審査基準を設けている資格です。国家資格や公的資格に相当する難易度や重要性のある資格がある一方、職業に結びつかなかったり趣味的な知識を図るための資格も結構あります。

公的資格

民間団体や公益法人が実施し文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格です。社会的信用度が高く、「介護支援専門員」「准看護師」など、その資格を有することで職業として成り立つ資格もあれば、それのみでは職業に結びつかない資格もあります。

国家資格

法律に基づいて国や国から委託を受けた機関が実施する資格です。国家資格には、その資格を有していなければ業務を行うことができない「業務独占資格」と、その資格の名称を名乗ることができる「名称独占資格」があります。もちろん仕事に役立つ、転職に有利、できれば独立開業の夢が広がる資格を狙いたいですね。

筆者が保持している資格

国家試験の社会福祉士、普通自動車運転免許、自動二輪大型免許、公的資格の介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター3級が履歴書に書ける資格です。

おもに仕事で活かせる資格は、社会福祉士と介護支援専門員で、30代前半に受験して取得しました。そんなに難関な資格ではなく、毎年の合格率はいずれも30パーセント未満です。


出典:キャリアガーデン

http://careergarden.jp/shakaifukushishi/exam/

資格取得の目的を明確にする

難易度の高い資格を取得するためには、相当な努力が必要です。そのためには目的意識とモチベーションが不可欠。筆者が社会福祉士を取得しようと思ったのは、高齢者施設に勤務していた時に、無資格だったがゆえに、周囲に軽んじられるのが嫌だったからです。

専門職集団の中にあって資格のある・なしでは、同じことを言っていても発言力が異なります。「この素人が何を言っている」と言う雰囲気を感じたので、「じゃあ、お前らが背伸びしても取れない資格を、取ってやろうじゃねーか」と言う意地が原動力でした。

また、専門学校の教員になることも夢だったので、そのためには社会福祉士は必須でした。おかげ?で、すべての資格は一発合格! 夢を引き寄せることができました。

<アドバイスポイント>
難易度の高い資格は、なんとなく受けて合格するような甘いものではありません。「何のために資格を取るのか」というゴールを定めて、スタートラインに立ちましょう。

時間の管理をストイックに行う

働きながら勉強する場合、適切な時間の管理が合格のカギとなります。筆者は限られた時間を以下のように使いました。

・問題集を持ち歩き、わずかな空き時間も勉強する。
・昼休みは昼食をさっと済ませて残りを勉強に充てる。
・家に帰ってからは問題集の予定したページ数をマスターするまで勉強を終えない。
・勉強が終わるまで、娯楽、食事、入浴はしない。

勉強期間は約7か月、勉強時間は平日なら昼闇40分、家では2~3時間くらいが平均です。休日は平均5時間、試験1か月前は8時間くらい勉強していました。個人差があるので、自分に合わせたスケジュールを組むとよいと思います。

<アドバイスポイント>
ついついテレビを見たり、マンガを読んだり、部屋をかたづけ始めるなどと言うことがないよう、「娯楽は合格してからでも楽しめる」と言う鉄の心を持って、少しストイックな気持ちで取り組んでください。

試験勉強は最低限のことを覚える

資格取得のための勉強は、「広く深く」ではなく「広く浅く」でOK。たくさんの本を読んで教養を付けるのは、合格してからでも十分です。問題集を徹底的に説いて、試験に合格するために必要な知識だけを頭に入れます。

<アドバイスポイント>
資格取得は短期決戦。合格点を満たしていればよく、満点を取る必要はありません。

勉強場所に応じて問題集を使い分ける

筆者は、後ろに解答・解説がついているタイプの問題集は、机に向かってじっくりと勉強するとき用、ページの下や、次のページなどに答えが書いているコンパクトなタイプは、通勤やちょっとした空き時間に勉強する用と、勉強する場所に応じて問題集を2冊使い分けました。このように問題集を使い分けることで、どこでも勉強できます。

<アドバイスポイント>
勉強場所やスタイルに合わせて問題集を2冊用意しましょう。

問題集の選び方

一度間違った答えをインプットしてしまうと、新しい答えを再インプットしづらくなります。必ず最新の問題集を購入します。一番のおすすめは、「2017年度予想問題集」など、ここ数年の出題傾向を集めた問題集です。複数に手を付けず一冊を完璧に解けるようになってから、別の問題集を買ってください。

<アドバイスポイント>
筆者は、7冊目でようやく「解けない問題はない」と言う状態になりました。自信がなければ、数多く問題を解いて、出題傾向をつかんでください。

たとえ合格率が低くても、「合格をつかむのは自分だ」と言う意気込みがなくてはダメ。自分を信じて強気の姿勢で挑戦して、夢をつかみ取ってください。

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