これじゃダメでしょう!失敗しちゃう仕事術

      2016/06/28

これじゃダメでしょう失敗しちゃう仕事術
本人は一生懸命仕事をしているのに、周りの評価が低い、注意しているはずなのに失敗ばかりしてしまう。そんな人はいませんか? 実は気づかないうちに自ら失敗する道を選んでいたのです。ここではそんな方のために、4つのケースをもとに、何が失敗の原因なのかを考えてみましょう。

ケース1 「お願いしたはずなのに…」

先日、大変な思いをしました。発注伝票を事務に提出したときのことです。本来20個と書かなければならないところを、私が誤って30個と書いてしまったのを、事務のA主任が気付いてくれました。書類は13枚あったので、「書き直してきます」と言うと、「忙しそうだから、こちらで書き直しておくから大丈夫」と言われたので、お任せしました。

しかし数日後、取引先から20個で頼んだ品物が30個届いたと、クレームの電話が来たのです。発注伝票を確かめると、1枚だけ20個に訂正されていましたが、残りの12枚は30個のままでした。

上司に事情を聴かれたので、「A主任が訂正してくれると言ったので任せたはずですが…」と弁解しましたが、A主任は「確かに訂正された1枚は自分の字だが、そのようなやり取りは覚えていない」と言うではありませんか!万事休す!

結局、私だけ責任が問われて減俸処分を食らいましたが、納得いきません!

人に任せるとロクなことにならない!

A主任がしらばくれているのか、本当に忘れてしまったのかわかりませんが、元をたどれば自分のミス。「やっておいてあげる」の言葉に、ラッキーと思ったでしょうが、結局は大きな落とし穴が待っていました。相手任せにしてしまったことを反省すべきです。

<アドバイスポイント>
・他人は信用せず、必ず自分で訂正する。
・人に任せたとしても、訂正されたかどうかを、必ず確認する。
・意図的に失敗を誘発させようとする人もいることを忘れずに!

ケース2 「確認したはずなのに…」

自分はおっちょこちょいな性格なので、何度も確認しながら仕事をしています。それでも不安なので、2度も3度も確かめることがあります。その日も前日に封筒詰めした重要書類の中身が間違ってないか気になって、始業前にもう一度封を開けて確認していたら、朝礼や電話の応対で慌ただしくなったので、ざっと確認して投函しました。

すると翌日、A社からC社に宛てた書類が、B社からはA社に宛てた書類が、C社からはB社に宛てた書類が届いたと、クレームの嵐でした。どうやら慌ただしく確認したせいで、書類がゴチャゴチャになったようです。

先方へは上司と一緒にお詫びに行きましたが、クビが飛んでも仕方ないような失態でした。

あなたの失敗が会社を潰すかも?

心配が祟って失敗を呼ぶ典型的な例です。機密漏えいや、個人情報の流出は、80パーセントが内部要因と言われていますし、会社の存続の危機を招くような大問題に発展しかねませんので、「おっちょこちょい」では済まされません。焦らせずに、確実に確認する方法を考えましょう。

情報漏えいの原因

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出典:セコムトラストシステムズ
http://www.secomtrust.net/infomeasure/rouei/column1.html

<アドバイスポイント>
・慌ただしい状況では、重要な確認をしない。
・A社の発送準備を終えてからB社の用意をするなど、書類が混ざらない工夫をする。
・封をする前に、職場仲間など第三者に確認してもらう。

ケース3 「言い出せなくて…」

しばらく休暇を取って、久しぶりに出勤してみたら、デスクの上が書類で山積み。報告書や決裁書、稟議書などの重要書類からダイレクトメールまで、乱雑に置かれていました。明日から出張に行かなければならないので、ざっと書類に目を通し、不必要な書類はシュレッダーで処分しました。

出張から帰ると、社内で騒動が起きていました。どうやら、私の机に置かれたのを最後に、重要な書類が紛失したと言うではありませんか。「もしやシュレッダー処分した書類の中に紛れ込んでいたのでは」と思いましたが、責任を問われることを恐れて、「出張前に、Mさんに戻したと思うけど」と、後輩に渡したと主張しました。

しかし二日後に、自分の引き出しの奥にその書類が落ちているのを発見!

書類捜索はまだ続いていましたが、「Mさんに戻した」と言った手前、書類があったことを言い出すことができず。結局は良心の呵責に苛まれ、その二日後に上司に報告しましたが、「なぜ早く言わない」と大目玉を食らってしまいました。

失敗を黙っててもよいことはない!

ここで失くしたのは書類だけではありません。上司や同僚、後輩からの信用も失ったはずです。誰しも失敗や思い込みはあります。時間が過ぎればそれだけ罪が重くなります。思い切って早めに上司に伝えるべきでしたね。

<アドバイスポイント>
・失敗にはセルフリカバーできるものと、できないものがある。
・ミスが発覚したら、指摘される前に自分から申し出て指示を仰ぐ。
・「申し訳ございませんでした」が、素直に言える人は愛される。

ケース3 「仕事に打ち込みたいだけなのに…」

私は仕事に集中したいタイプの人間なんです。それなのにウチの会社ときたら、電話を受けたり、来客の対応をしたり、全然仕事に集中できる環境にありません。この間も計算をしている最中に話しかけられて、どこまでやったのかわからなくなってやり直し。おかげでサービス残業ばかりが増えています。

先日、上司に「計算が間違っている」と言われたので、「間違ってほしくないのなら、計算に集中できる環境を作ってください」と、ブチ切れてしまいました。周りからは「逆ギレ」なんて言われましたが、「ふざけるな」と思います。

こんな会社、辞めようかと迷っています

労働条件は全員同じ!

本来、一つのことに集中できれば能率が上がると思いますが、悲しいかなほとんどの会社は、ひとり数役もこなさなくてはならず、仕事がブツブツと中断させられることがあります。「辞めてやる!」などとカッカせずに、ひと工夫してください。

<アドバイスポイント>
・どこまで計算したか、途中でもわかるよう目印をつける。
・話しかけられた場合は、「これが終わってからでいいですか」と言って待ってもらう。
・上司に相談し、特に集中したいときは場所を変える。

これを読んでて「これって自分のこと?」と思った人もいるでしょう。「人のふり見て我がふり直せ」という言葉のとおり、他人を見ることで、自分を客観視できるものです。

ケース1は「人任せ」ケース2は、「慌て者」ケース3は「いくじなし」、ケース4は「怒りっぽい」など、自分の特性を把握しておくと、失敗の傾向が分かります。やってしまった失敗に落ち込んだり隠したりせず、挽回の方法を考えてステップアップしましょう。

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